[時短小ネタ]複数ディスプレイ利用時のRaycast便利コマンド

[時短小ネタ]複数ディスプレイ利用時のRaycast便利コマンド

Raycastの Window Management 機能では、アクティブなウインドウに対して「スクリーンの左半分」「左上の1/4」といったサイズと配置の調整が可能です。それ以外にも複数ディスプレイを使っているときに「(今開いているウインドウを)次のディスプレイに送る」というコマンドが非常に便利でしたので共有します。
Clock Icon2024.02.20

こんにちは。AWS事業本部モダンアプリケーションコンサルティング部に所属している今泉(@bun76235104)です。

ITエンジニアの方に限らず、日々「貼り付け」や「コピー」といったコマンドに対してショートカットキーを利用していますよね?

それは皆さん心のなかで「よく使うコマンドから順に一瞬で呼び出せるようにすれば、その分時短効果が大きい」ということを実感されているからだと思います。

Raycastというアプリケーションは様々なコマンドを呼び出せたり、自作の拡張機能を作成でき、インストールするだけでも非常に便利です。

今回は私にとって操作頻度が高い「マルチディスプレイ構成」における「ウインドウ操作」のショートカットについてご紹介します。

今開いているウインドウを次のディスプレイに送る

私は普段以下のように「ノートPC(サブ) + 外部ディスプレイ(メイン)」という配置で業務をしています。

20240220_multi_display

概ね使い方は以下のような感じです。

  • 外部ディスプレイ(メイン)
    • 体の正面にあり画面もノートPCより大きい
    • 主な用途として作業中のウインドウをフルサイズで表示すること
      • このディスプレイ内で画面左側と右側でわけながら作業をすることもある
  • ノートPC(サブ)
    • メインの外部ディスプレイの左側に配置
    • 主な用途として「Slack・カレンダー・Eメール」などのウインドウを固定しておくこと
      • 必要であれば参照しつつも、基本意識の外に置いておくものを配置する
      • 本当に近くで参照したいときはメインディスプレイの画面左半分に移すことが多い

基本的にブラウザはノートPC側においておくことが多いですが、例えば「Googleドキュメントを書く時」や「ブラウザ上のサービスを利用する時」はメインディスプレイにウインドウを持ってくることが多々あります。

その時に便利なのが、「Window Management」のNext Display コマンドです。

20240220_raycast_window_management

このコマンドを呼び出すことで、接続しているディスプレイに相互にウインドウを送り合うことが可能です。

20240220_to_next_window

私の場合「Shiftキーを2連続」で押したときにすぐに実行できるようにキー設定しています。

なお、このアイディアは以下のPodCast番組で耳にして、「あぁ確かにそれ便利そう。マウスでするの時間がかかるからなぁ」と思ったのがきっかけです。

本当にありがとうございます。

ディスプレイ内でのウインドウの配置・大きさを変更する

「ディスプレイ内でウインドウをどのような大きさでどこに配置するか」というテクニックとなります。

こちらについては、先程紹介した以下の記事でも触れられているため詳細は割愛します。「ウィンドウの配置にもエイリアスをつける」の項目をご確認ください。

まとめ

  • Raycastはいいぞ
  • 普段から「自分がマウスでやっている作業」を意識すると時短のネタが掘り出せるかも

以上、小ネタでしたが最後までご覧いただきありがとうございました。

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